くろちゃまめ

ドリップバッグ 研究会公式

適正焙煎量を再検討する②  標準焙煎量の設定

2日前のアクセス数が少なかったこともあって、続編をやるほどの内容でもなかったかな、と思っていたら、昨日なぜか、ゼロに近かったパソコンからのアクセスが急上昇していたので、やはり、こういうコンテンツに興味をもたれるコアな方々は今でも一定数いらっしゃるのかなあ、と少し安心しました。

ところで、そうとう年季の入った焙煎士の方でさえ、焙煎量はほぼ一定で毎回焙煎されておられる方が多いことを思えば、基準となる焙煎量はある程度決めたほうが早道かと思います。

ちなみに当方の焙煎機の場合、オリジナルと違って、基本、焙煎機の前部を2〜3センチほど持ち上げた状態で焙煎しています。

またコンロはリンナイの内炎式バーナーですので、オリジナル推奨の炉端大将と比べるとバーナーの炎は中央に集中した形になりますし、少しバーナーから離れた高めの位置にドラムを配置する形になります。この部分は本当は炉端大将で一度実験してみてもよかったんですが、モーター部分その他に熱が回りにくい構造にしたかったこともあって当初、検討外としたのです。特にドラムの前の部分が炙られると、ムラなどの原因になるのでないかと思っていたこともあります。前を持ち上げるのは、豆の飛び出しを防ぐ目的もありますが、前部をバーナーから離したかったのです。

オリジナルの推奨焙煎量は200gないし300gとされているようです。

また、フジロイヤル の煎っ太郎の場合、写真からすると推定6〜7L程度のドラム容量に対して、最大焙煎量は500gです。

でもこれは排気機能を持たない前提での話です。

ある書籍によると国内メーカーのほとんどの焙煎機のドラム容量は1キロの焙煎量に対して7Lの容積を確保しているという話ですので、排気機構をつけた場合、通常焙煎量は2倍程度まで拡張できると思って良さそうです。

先回検討したように、排気やら全ての条件を理想的に整えれば、もっと多くの、おそらく、さらに5割増程度の量は無理なく焙煎できそうですが、最初は無理のない範囲で詳細を詰めて、その後にチャレンジすることにします。

そこで、具体的には300gx2=600gを標準として作り直してゆくことにします。

(akgの焙煎に必要となるドラム容積の求め方)

a(kg)x1.5(容積比)x1.7(膨張率)x1/k

(k=焙煎終盤のドラム内占有率)

(1kgとしてドラム内三分の一まで豆が埋まる条件で設計する場合)

 =7.65 L→これ以上はまず必要がないという容積です。